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  • TakanoriAoki

7兆円自転車市場 vol.4 日本語ver.

ロードバイクをはじめとしたスポーツバイクに乗っている方は経験したことがある方も多いのでしょうか?

「その自転車っていくらくらいするのですか?」

と、相場感をもたれてないかたに金額で驚かれた経験もあるのではないでしょうか。


個人的にも幼少期、叔父さんがロードバイク乗りで、子どもながらに10万円を裕に超える金額を聞いて驚いた記憶があります。


街中の量販店でみるシティサイクル(通称ママチャリ)は、低価格のものだと1万円台で購入できますし、電動アシスト自転車だと10万円くらいの価格帯です。

世界で1億台ある自転車マーケットの現時点での市場規模とこれからについて紐解いてみます。


あくまで私のリサーチに基づく推定です。



自転車1億台、スポーツ10%、@10万円


現状での自転車市場はおよそ3兆円強。


スポーツ:1億台*10%*100,000円=1兆円

他:1億台*90%*25,000円=2.25兆円


国別の需要をみると、中国3000万台、EU2000万台、USA1800万台、インド1000万台、日本800万台。ほぼこれで9000万台程度ありますね。


また、製造は中国8000万台、次いでEU1300万台あり、その他100万台レベルの国がいくつか。世界的需要は1億台くらいで間違いなさそうです。


人口比で考えると前述の国の合計で半分にも満たないのでまだまだ需要は伸びそうですね。


スポーツバイク市場ですが、日本市場をみると、自転車全体で約800万台。スポーツバイクは70~100万台なので、ざっと10%。また日本国内はスポーツ以外でも電動アシスト自転車が50万台超の市場があるので、スポーツ以外の全体の単価は高いかもしれませんね。シマノ社の決算をみると、全社売り上げの10%程度が日本向けです。およそ計算あいますね。


世界の主要スポーツ自転車ブランドを見ると、ジャイアント@台湾の年間売上が約2000憶円、アクセル(LAPIERRE、RALEIGHなど)が1100億円、トレック@US1000憶円、ドレルスポーツ@US(CANNONDALE,GTなど)900億円という状況をみると、上位4社で市場のおよそ50%。自動車市場も似たような上位ブランドの占有率なので、およそ全体は1兆円程度ありそうです。


スポーツ利用の割合は台数比では10%程度、金額ベースだと市場全体のおよそ1/4。実際に、ウェアや用品類などの車体以外の支出を含めると、全体のパイはより大きくスポーツだけでも市場全体の40%くらいはあると考えています。



7兆円市場


今後自転車市場全体が年間1.5億台に伸びていく中で、スポーツはかわらず一定数確保しつつ、e-Bikeの伸びがどの程度になるのかがカギを握りそうです。


現状ですでに自転車の20%の出荷がe-bikeとなっているドイツをはじめとした一部EU諸国。現状の伸び率を考えると将来的に年間3000万台以上のe-bikeの需要があるとの試算もあり、仮にe-bikeの割合が全体の20%とすると


スポーツ:1.5億台*10%*100,000円=1.5兆円

e-bike:1.5億台*20%*100,000円=3兆円

他:1.5億台*70%*25,000円=2.6兆円


全体でおよそ7兆円。拡大していく市場ではありそうです。


さらに今後の流れとしてインドアバイクなどwithコロナの時代に即して新しい市場がどうできていくかも興味深いです。


次回は、自転車が健康によい理由について考えてみます。


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